【ｻｳｼﾞｱﾗﾋﾞｱGP】決勝直前ロングラン分析！メルセデスが圧倒的優位。

フェルスタッペンのが驚異的な走りを見せた予選。

最終コーナーでウォールに激突するまでハミルトンをコンマ2秒上回っていました。

日本では夜中でしたが、目が覚めるようなアタックでした。

1コーナー～2コーナーはぶつかったかと思うぐらいギリギリを攻めていて、アロンソも目を丸くしてたとか。
#最終コーナーでウォールに激突したためギアボックス交換はするのでしょうか。

一方でハミルトンは確実にラップをまとめ、流石、王者のラップでした。

トラフィックで多少失ったはずですが、しっかりタイムを残してくるのは流石です。

ボッタスも2位に付けましたし、メルセデスはこのサーキットでも好調のようです。

一方でサーキットの特徴としては高速でランオフエリアもないですし、危険性がかなり高いように思います。

各コーナーはもちろん、ピット出口もタイトで大きな事故が起こらなければいいのですが。。。

それでは、決勝直前の各チームのロングラン分析を行いたいと思います。

メルセデスが初日からパフォーマンスを最大限発揮！

・初めてのサーキット、作り立てのサーキットでセッティングを合わせてきたのはやはりメルセデス。

・ハミルトンとボッタスはロングランにおいても1-2体制を築きブラジルからの好調を継続しています。

・マシンを観察するとカタールに比べマシン底からの火花が多いように思います。

・これは、高速のコーナリングが求められるため、ダウンフォースを多めに付けていることが伺えます。

・ただしトップスピードは得られているという素晴らしいセッティング(最高速は最下部に記載)

・FP2のロングランで上手くセッティングを決めてきたのがアルピーヌとフェラーリです。

・フェラーリは初日を終えてモナコの再現をしたい、という強気のコメントもあるように予選でも上手くまとめ4番手につけています。

・もしスタートでルクレールが上位を伺うとするとティフォシにとって今年一番のレースになるかもしれません。

・レースペース5番手以下は混戦でコンマ数秒の中に4チームがいます。

・フランクウィリアムズさんの追悼グランプリのウィリアムズは初日のロングランは好調で、ラッセルがポイント圏内の争いをできるようなペースです。
　#グループは分けたものの、レッドブルと僅差

・マクラーレンのノリス、アルファタウリのガスリーはロングランを1周しかしていないためこの順位から除いていますが、2人のタイムを見ると中段勢は混戦しそうです。

・予選8番手と好調だった角田はFP2のレースペースはかなり遅れを取っています。

・今回は他マシンと同様、ミディアムスタートのためタイヤ戦略としては対等の条件ですが、参考のガスリーに比べペースが劣っているのが気になります。

・タイヤマネジメントを上手くしてペースを高い位置で安定させれば入賞が見えてくるので頑張ってほしい。

・ハミルトン、ルクレール、フェルスタッペン、ボッタスと最高速のあるマシンが上位にきている印象。

・アルファタウリは下位のためダウンフォースに重点を置いているよう。

・オーバーテイクが難しいサーキットでどれほど追い抜きがあるか。
　#オーバーテイクキングはアロンソ？ベッテル？ライコネンか？

・もともと降水確率の低い地域のため、ドライ予報。

・ただし砂漠のため路面はスリッピーになっている。

・決勝は現地の20:30から。