FP2ロングラン比較【ポルトガルGP】

F12021シーズン

予選終わりました。

ハミルトンのPPが優勢かと思われましたが、ボッタスが0.007差でポールとは。

ボッタスの意地なのか、単純にハミルトンのタイムが出なかったのか非常に気になります・・・

ただ、Q3とQ2のタイムを比較すると

HAM Q2 1:17.968(M)、Q3 1:18.348(S)(+0.35)
BOT Q2 1:18.458(M)、Q3 1:18.355(S)(-0.1)
VER Q2 1:18.650(M)、Q3 1:18.746(S)(+0.1)
PER Q2 1:18.845(M)、Q3 1:18.890(S)(+-0.0)

となり、ハミルトンが最もタイムを落としたドライバーでした。

となると、ハミルトンのタイムが出なかったことがボッタスポールの主要因であり、
決勝のメルセデスの戦略としては「ハミルトンをいち早くボッタスの前に出す」
この戦略が求められそうです。

路面温度や、強風の影響でタイムが出なかった、と聞いていますが、
Q3でタイムを落とすアルガルベサーキット恐るべしです。
#メルセデスはミディアムのほうがタイムがでるかと考えラストアタックはミディアムでした。
#結果、ソフトのタイムには届きませんでしたけど。

第3戦ポルトガルGPのレースペースを比較しました。

・メルセデスvsレッドブルは僅かにメルセデスが上位
 #メルセデスはボッタスのタイムが良く、ハミルトンは別メニューでロングランを行っていた可能性があります。

・フェラーリvsマクラーレンは横並び、アルピーヌはオコンが好調
 アルピーヌがかなり好調といわれていますが、FP2を見る限り、フェラーリやマクラーレンのほうが優勢に見えます。

・アルファタウリは中段下位争いになりそう
 #イモラまでは好調だったアルファタウリのペースがあまり良さそうではありません。。
 #昨年のポルトガルではガスリーが5位入賞(レーシングポイントのペレスを上回る)していたため中段上位争いに期待していたのですが、厳しそうです・・・

 FP2のロングランは全グランプリで大切な指標になりますが、、、
 今回のポルトガルGPは2年目ということと、路面が再舗装されていることを考えると、
 「土曜日にセッティングをマッチさせたチームがロングランのペースも上がる」
 可能性が大きく、FP2のタイムだけでは、一概には言えないかも知れません。

・結果として、メルセデスが優位アルピーヌがフェラーリvsマクラーレンに食いついてくる可能性があると考えています。

 ポルトガルは、昨年の決勝でメルセデス(特にハミルトン)がレッドブルに34秒の大差を付けたレースでありますが、どこまでレッドブルが挽回できるか注目しましょう。

 また、見どころは満載のGPになりそうです。
 ・角田は苦しんでいるようですが、完走を第一に頑張ってほしい
 ・ガスリーが得意コース?のようなのでマシンポテンシャル以上の活躍を期待
 ・ベッテルが久しぶりにQ3進出。決勝スタートのタイヤはソフトだが結果を残してほしい。
 ・11番手スタートのラッセルはウィリアムズで初ポイントなるか!?
 ・マゼピンvsシューマッハのハースチームメイト対決

  (マゼピンはいろんな意味での話題作りがある可能性有)
 

【参照元】

https://www.fia.com/sites/default/files/2021_03_por_f1_p3_timing_thirdpracticesessionlaptimes_v01.pdf

コメント

  1. […] な差が付き、決勝で離される覚悟でしたが、そうはならなかったです。 #決勝ではFP2のロングラン分析で行った僅差が結果に表れていました。 終盤のFL合戦(ボッタスvsフェルスタッペ […]

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