第3戦ポルトガルGPのレースペースを比較しました。
■TOPICS
・メルセデスとレッドブルは超接戦
・ハード側のタイヤのデグラデーションはほとんどなし
・アロンソ復活の狼煙?フェラーリ、マクラーレン以上のペースをたたき出す。
・ハースはシューマッハが良すぎるのか?
・厳しいアストンマーティン。
・ポルトガルGP決勝の勢力図
・メルセデスとレッドブルは超接戦
ハミルトンとフェルスタッペンの差は非常に僅差で、決勝の5秒、レースラップ走って5秒という僅差に表れています。
#5秒の差はフェルスタッペンがFLを取りに行く前の差です。
#そのままフィニッシュを迎えると変わりない差でレースエンドを迎えたと思います。
#スティント内のFLはフェルスタッペンのほうが上ですが、ハミルトンはFL決戦に参加しなかったため、余力を残してのフィニッシュと想定しています。
#フェルスタッペンはボッタスがFLを狙いに行ったためインラップでハードタイヤを使い切る
・ハード側のタイヤのデグラデーションはほとんどなし
ハードタイヤについては、ほとんどデグラデーションがなかったと想定されます。
(ハードタイヤを使い切ったドライバーはいない)
理由としては「ほとんどのドライバーが60周前後の終盤でFLを記録している」ためです。
#よって、ハミルトンは47周目にFLを記録しているため、余力は十分にあったと考えられます。
・アロンソ復活の狼煙?フェラーリ、マクラーレン以上のペースをたたき出す。
予選で13番手に沈み、オコンに敗北を喫したアロンソですが、決勝では驚異の巻き返しを図り、オコンに1秒以内に迫る8位でフィニッシュしました。
決勝レースでどこまでのペースがあったのか?
恐らく、5位に位置するペースを持っていたと思います。
ルクレールやノリスといった中段上位チームよりも良いペースで走っているため、かなりマシンが仕上がっていたように思います。
さらに、アロンソの目が覚めるようなオーバーテイクは、凄まじかったです。
#ハミルトンのvsフェルスタッペン、vsボッタスへの的確なオーバーテイク以上の凄さを感じました。
#所感ですが乗れてる時のアロンソのはリアがキマリ(超安定)ますね。
アルピーヌが上位にくるレースが続けば、中段争いが面白くなりそうです。
【アロンソとハミルトンのオーバーテイク集】
これらの動画↑を見ると、どちらも完璧なオーバーテイクですね!
#見ていてカッコいいし、安心してみていられます。
・ハースはシューマッハが良すぎるのか?
予選では19位に沈んだシューマッハですが、、、決勝では17位とウィリアムズの1台を上回って見せました。
#参考としてマゼピンをピックアップしていますが、マゼピンと比べても明確な差があります。
#シューマッハが速すぎるのか、マゼピンが遅すぎるのか。
#F3、F2において、「1年目は勉強の年」と定めていたシューマッハの話は有名ですが、
#F1においてはチームメイトを完全に上回り、F1に慣れているのでは?と思いますね。。
#マゼピンがF1マシンに慣れていないことも要因かと思います。。スピンも目立ちますし・・・・
・厳しいアストンマーティン
昨年ピンクメルセデスと言われ、コンストラクター4位を勝ち取ったアストンマーティン(旧レーシングポイント)。
今年はフロアのダウンフォースが削減され、非常に厳しい戦いを強いられています。
#予選こそベッテルがQ3進出し復活の片鱗を見たかと期待しましたが、決勝では13-14位と沈み、レースペースも8位(10チーム中)と非常に苦しい戦いでした。
#日本人エンジニアの神野さんもいらっしゃるので、応援してます‼
#メルセデスは解決策を見出したようですが、アストンマーティンは解決策を見つけられていないようです。
#同じソリューションを共有できるか、、難しいところです。(どんなソリューションか知りませんが・・・)
最後に勢力図をまとめました。
■勢力図(ポルトガルGP)
・トップ争い メルセデスvsレッドブル
・中段上位 マクラーレンvsフェラーリvsアルピーヌ
・中段下位争い アルファタウリvsアストンマーティンvsアルファロメオ
・下位争い ハースvsウィリアムズ
(ちなみに・・・)
ちなみに・・・アルピーヌの最高速度も上位にきていました。
ルノーPUがいいのか、セッティング上、スピード重視にしたのか。
アルピーヌの実力はスペインではっきりすることでしょう。
角田が上位なので、レッドブルはダウンフォース重視のセッティングなんでしょうね、と期待したい。
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