第5戦モナコGPが終了しました。
レッドブルの圧勝でしたね!!
スペインのセクター3で上位2チームが拮抗していたので、モナコもかなり接戦となると予想していましたが、メルセデスの戦略ミスなどがあり、結果として大差がつきました。
そしてドライバーチャンピオンシップではフェルスタッペン1位、コンストラクターズではレッドブルがトップに躍り出るなど、大躍進のGPになりました。
フェラーリはサインツが2位に付けるなど、大躍進。
ルクレールは大変残念でしたが、サインツが優勝争いに加わってきました。
#フェラーリはショートホイルベースでモナコGPにピッタリハマったようです。
#ルクレールはF2時代から一度も母国モナコを完走したことなく、まさに悪魔のような母国GPが続いています。
それでは、モナコGPを振り返りたいと思います。
未央ちゃん、ティフォシを辞めそうになる。
だいじん@モタスポが大好きなフレンズさんの未央ちゃん投稿に注目しています。
#ティフォシ視点で簡潔にレースの顛末をまとめてくれていて、いつも面白いです。
モナコは予選が重要なので、俺たちのフェラーリが発動しない限り、ルクレールが優勢でした。
俺たちのフェラーリの発動条件は(こじんてきには)PPルクレール、4位サインツと2人のドライバーが近くにいたので、ピットで俺たちのフェラーリが発動し、優勝を失うのでは?と予想していました。
しかし、レースが始まる前に、まさかのレース前に俺たちのフェラーリ発動でかなり驚きました。。
ドライブシャフト?(PUの動力をタイヤに伝える部品)が原因のようで、前日のクラッシュでギアボックスに問題がないことを確認できたものの、ここへの影響を確認できていなかったようです。。
チームのミスで、ルクレールが可哀そう!と思ったのですが、予選で自分がクラッシュしたことが根本の原因なので、致し方ないと思います。。
チーム視点では多少ペナルティを受けてもいいからしっかりマシンチェックを行う必要があるのでは?と思ったりもしました。
俺たちのフェラーリが、ドライバー、チーム両方に出た結果が今回のリタイヤでした。
ルクレールのリタイヤに、ティフォシファンの未央ちゃんも危うくティフォシをやめそうでした。
#サインツの逆転優勝を捨てない未央ちゃんに関心しました。
#うっかり辞めてしまうのでは?と楽しみに投稿を待っていたのですが。w
未央「全然違うじゃん!」
— だいじん@モタスポが大好きなフレンズ (@daijinn1009) May 23, 2021
武内P「……」
未央「言ったよね?『ギアボックスは大丈夫だ』って!この結果は何?」
武内P「これぞフェラーリ伝統の『俺たちのフェラーリ』…当然の結果です…」
未央「もういいよ!私、サインツの逆転優勝に期待する!」 #f1jp pic.twitter.com/FKUPEU84MM
しかし、サインツが2位表彰台でご満悦。
フェラーリとしてはこういったレースを続けることが重要ですね。
次回の低速サーキットは、ハンガリーです。期待しましょう!
武内P「本田さん、モナコGP決勝、ルクレールはあんなことになってしまいましたが、サインツが2位表彰台を獲得しました」
— だいじん@モタスポが大好きなフレンズ (@daijinn1009) May 23, 2021
未央「良かった…ルクレールがスタートできなくなって思わずティフォシ辞めそうになったけど、我慢して辞めなくて本当に良かった…」 #f1jp pic.twitter.com/83fzZ6qXn0
レースペース フェラーリが大躍進!!
予選でルクレールがポールポジションを獲得し、レースペースではフェルスタッペンを上回るペースで優勝するのではと思っていました。
2位となったサインツは好ペースで、第一スティントはフェルスタッペンvsボッタスから少し離されていた感はありますが、ピット後はほぼ同じペースで走れていました。
#フェルスタッペンがコントロールしていた可能性はあります。
#タイヤのデグラデーションが出始めた後半は離されていました。
※レースで最も重要になったスティントのファステストラップとスローラップを抜き出したものなので、一概には言えませんが、一つの指標としてフェラーリが速く優勝を手にしていた可能性を理解することができます。
また、ノリスも好ペースを示していて、上位3チームが拮抗していました。
#昨年チームメイトだった2人が表彰台に立ち、久しぶりに楽しい表彰台でしたね。
メルセデスは戦略ミスが悔やまれる#俺たちのメルセデス
今回、2台とも厳しかったのがメルセデス。
一時のフェラーリかと思えるほどでした。
スペインのセクター3ではフェルスタッペンとほぼ同等のペースを示していただけに、上位に来ると予想していたのですが、戦略により自滅しました。
俺たちのメルセデスと言わんばかりの失態ぶりでした。
・ハミルトンのアンダーカット戦略
事前の予想では、ハミルトンはできる限りステイアウトしてオーバーカットしてくるのでは?と考えていましたが、目先のガスリー攻略に目がくらみアンダーカットにトライしたところ、タイヤが温まらず順位を落とす結果に・・
#アンダーカットした時にはメルセデス攻めるな!?と予想外の展開に驚きましたが、作戦失敗した時にはさらに驚きました・・・
#メルセデスのレース後のコメントによると、ピットインのタイミングでリアタイヤがかなり摩耗していてステイアウトしてもオーバーカットできない状態だったようです。(本当かどうかわかりませんが)
・ボッタスのホイルナット
一方のボッタスはもっと可哀そうで、何と!ピットでホイルナットが外れずにタイヤ交換不可でリタイヤという結果に・・・
第一スティントでフェルスタッペンの2秒圏内に付け、戦略でもしや優勝!?というところまで漕ぎつけていただけに本人としても相当悔しかったでしょう。。
このタイヤはモナコでは外せずに、イギリスのファクトリーで外すことに成功したようです。
#原因はガンが斜めの状態でナットを回そうとしてしまい、いわゆるネジのでっぱりの部分が削れてしまったようです。
ガスリー大活躍。角田は予選が悔やまれる。
抜けないモナコを最大限活かしたのがガスリーで、抜けないモナコに阻まれ続けたのが角田でした。
ガスリーはスタートでポジションを守り、ハミルトンをレース中ずっと抑え続けて、6位入賞。
本人としては予選5位だっただけに悔しい結果だったでしょうが、チームレッドブルとして大きな貢献を果たしました。
ハミルトンはスタートから執拗にガスリーに迫ってきていましたが、ガスリーは一度もミスすることなく(動じることなく)ハミルトンの前に留まり続けました。
#やはりこの落ち着きは昨年のイタリアGPでの勝利が大きかったと思われます。
#優勝を経験したドライバーは冷静沈着で自信に満ち溢れますね。
モナコGPで最も手に汗握ったガスリーとベッテルのバトルです。
これは熱い・・・
マシンとしてはメルセデスに負けていたと思いますが、ドライバー力で前に留まり続け、自身のポイントを最大化できました。
一方の角田はFP2のクラッシュから精神的に抜け出せず?、予選はQ1落ち。ポイントには全く届かずウィリアムズすら抜けませんでした。
本来のペースでは、トップ10争いができるほどのペースはあったと考えられるので、予選が悔やまれます。
第2戦のイモラ以降、結果が出ないことに加え、苛立ちを無線で吐き出してしまい、海外メディアに叩かれていて、正念場を迎えている印象です。
ベッテル移籍後初ポイント!
ベッテルが移籍後初ポイントを獲得しました。
得意のモナコで、予選でQ3進出を果たし、ポイントを獲得しました。
ハミルトンとガスリーをオーバーカットしたことが大きく、ピットアウト後でのガスリーとの競り合いは手に汗握りました。
ミスをしやすいモナコでミスをせず忠実に自分たちの戦略を守りポイントを獲得したのは流石だと思います。
マシンを観察するベッテルは調子がいいことの表れでしょう。
勝利の余韻に浸ることなくアゼルバイジャンへ
「モナコは特殊サーキット」です。
2021年のカレンダーのうち、モナコだけが特別で、速度域、ダウンフォース量、オーバーテイクの少なさ、どれをとっても、どのサーキットにも当てはまりません。
ということは、他のサーキットには当てはまりません。
ポルトガルやスペインの結果が反映されるサーキットがほとんどのため、メルセデスの優位には変わりありません。
また、メルセデスはレッドブルのリアウィングにたわみがあるとし、FIAに抗議しています。
レッドブルも対応せざるを得ないでしょうから、更に実力差は広がると想定されます。
モナコの余韻に浸りつつ、現実に目を向けなければいけません。
長いシーズンなので、常にメルセデスの直後に付け、ミスがあれば前に出るポジションをキープし続ける必要があります。
レッドブルがモナコ以外でメルセデスに勝利すること(巻き返し)に期待しましょう!
コメント