フランスと言えば、マニクールのイメージがありましたが、ようやくポールリカールも自分の中で馴染んできました。
昨年は劇的な2ストップでメルセデスを撃破したレッドブル。
今年はフェラーリとの戦いでロングランのタイム差はどのようになるでしょうか。
タイヤのデグラデーションが大きいサーキットのようなので2ストップとなる可能性がありますね。
それではロングラン分析をしていきたいと思います!
フェルスタッペン優位も燃料搭載量で互角か?
- フェルスタッペンがルクレールをコンマ2以上突き放す
- 一方でショートランではフェラーリ優位。
- ペレスがコンマ4以上、サインツはコンマ8以上引き離されている。
#サインツは最後尾スタートのため別のプログラムを行っていた可能性がある。 - 決勝はフェルスタッペンとルクレールの戦いになりそう。
- タイヤのデグラデーションが大きいため、フェラーリは最速マシンで2ストップをとる可能性もある。
- トラックポジションではなくタイヤ管理に重点を置いた戦略となりそう。
最高速速度データ(予選)
- レッドブル・アルファタウリ勢が速い
- ルクレールとフェルスタッペンは6km/hの差がついている
- メルセデスはハミルトンとラッセルでセッティングを変えている模様
メルセデスは少し離され3番手
- メルセデスはバウンシングが解消され、マシンが安定している
- フェラーリ、レッドブルに割って入り3つ巴に期待がかかるが、ペースがそこまでではないため、単独3位走行となる可能性が高い。
- タイヤのデグラデーション次第ではペレスと戦える可能性がある
- 最後尾から追いかけてくるサインツとの戦いにも注目したい。
アストン、アルピーヌ、マクラーレン、アルファタウリのポイント争い
- アストン、アルピーヌ、マクラーレン、アルファタウリが接近しておりポイント争いは分からない
- リカルドがタイムシートで上位にきているが、ロングランが3周(他のマシンの半分の周回数)となっており、燃料が軽かったことが想定されるため、参考にならない。
- この4チームはタイヤのデグラデーション次第でポイント獲得するチームが変わってくる。
角田はアップデートを活かせるのか?
- フランスGPで大幅アップデートを持ち込んだアルファタウリ。
- ガスリーは一定の効果が見受けられるが角田はタイムシートの下位に沈んでいる。
#ガスリーは予選で下位に沈んでしまったことが痛い。 - FP2では、今回の大幅アップデートに対し、テストプログラムを角田が行っていることが想定される。
- 角田は予選でQ3進出することができた。
#しかも降格のサインツ、マグヌッセンがいる中。 - レースでどのようなペースを刻むのか期待したい。(特にタイヤのデグラデーション)
- 今回角田の父親が現地に応援に駆けつけている模様
不気味なハース
- オーストリアで6,8位のダブル入賞を果たしたハース。
- そのオーストリアではFP2のロングランでは15,18位と下位に沈んでいたものの、決勝では見違えるほどの結果を残した。
- 今回のフリー走行でも14,20位と沈み、下位争いが予想されるが、決勝では異なる走りをすることもあり得る。
- グリッドが下位のため今回は厳しいと思うが、もしハースが今回も入賞する場合、フリー走行のプログラムが他チームと大きく異なることとなる。
アルファロメオとウィリアムズの戦いか
- 開幕から好調のアルファロメオはロングランで下位に沈んでいる。
#コースがマシンに合わないのか? - ウィリアムズは変わらずアルボンがラティフィを上回っている
- 予選Q2に進出したアルボンとボッタスの戦いに注目したい。
決勝の天気はドライの見通し
- 決勝はドライの見通し
- 32度の高温。
- 金曜日から降雨もなくトラックコンディションが良くなっている
昨年はメルセデスが優位だったが・・・
- 昨年のロングランはメルセデスが優位との見方が強かった。
- しかしレッドブルが2ストップ作戦に切り替え覆して見せた。
- タイヤのデグラデーションが大きかったため、2ストップが正しい戦略であった。
- 今年もミディアムーハードの1ストップがピレリからの推奨となると思われるが、実質は2ストップを選ぶチームが多くなることが予想される。
コメント