前半戦のラスト、ハンガリーGP。
毎年恒例の夏休み前のグランプリとなります。
予選は何とラッセルがPP!!
これから見ていく金曜日のタイムが本当に遅く、今回はだめかな?と思っていましたが、息を吹き返しました!
彼にとっての初のポールポジションであるとともに、メルセデスの今季初ポールとなります。
決勝ではフェラーリ優位の展開となると思われますが「 抜けない」ハンガロリンクでメルセデスがどのようにフェラーリを攻略するのか興味深いです。
それでは、ロングラン分析をしていきたいと思います!
金曜日は絶不調。フェラーリの牙城をどう崩すかメルセデス?
- 金曜日のロングランでは絶不調でフェラーリに全く対抗できないロングラン。
- レッドブルやフェラーリ意外にもアルピーヌやアルファタウリアストンにも負けており散々なロングランだった。
- しかしながら、土曜日にポール獲得するまで改善し、このロングランはあまり意味をなさない。
- 仮にメルセデスがフェラーリを上回るまでにはいかないも、土曜日の改善でロングランが近づけていると仮定すると、どのような戦略をとるか。
- 抜けないハンガロリンクで以下の戦略がベターと考えます。
1.スタートでラッセルはポジション死守、第一スティントを抑え込む
2.スタートでハミルトンがフェラーリ2台の直後までジャンプアップ
3.ハミルトンは2ストップとし、フェラーリがアンダーカットを仕掛ける前に、アンダーカットを狙う
4.必然的にフェラーリは1ストップをメインの戦略に切り替える(また押さえ込まれるので)。
5.ハミルトンの翌周にラッセルピットイン。ラッセルも2ストップ確定
6.フェラーリは動くのが遅れたことにより1ストップにせざるを得ない。
7.フェラーリは最終的にタイヤが持たず、メルセデスから防戦一方。 - 上記の戦略は見てみたいですがいずれにしてもスタートがキーになりそうです。
- フェラーリもどちらかが2ストップにするという戦略が考えられますがメルセデスより早く切り替えられるかが課題になります。
マクラーレン、アルピーヌはレッドブルの前でゴールできるか?
- 低速サーキットのハンガリーでマクラーレンが好調。
- ノリスもリカルドもロングランで2,6位に食い込んでいて決勝でも期待が持てる。
- アルピーヌも2台揃ってQ3進出。
- どちらもレッドブルを簡単に突き放す展開にはならないものの予選で沈んだレッドブルからいかに順位を守れるかが見どころとなる。
アルファロメオがポイント獲得に届くか?
- 金曜日はアルファロメオに加え、アストンマーチンが上位にきているが、予選ではボッタスがQ3に進出するなど、アルファロメオが優位に週末を進めている。
- 予選結果としてストロール14位、ベッテル18位と下位に沈んでしまったためポイント争いは厳しいと考える。
- 毎回不気味なハースがどこまで良いペースを刻むか見もの。
#タイムシートでは下位だが決勝になると見違えるペースの良さを発揮する。
厳しいアルファタウリ
- 前戦フランスで大幅アップデートを持ち込んだものの、ハンガリーでは発揮できなかった。
- ガスリー、角田もQ1敗退という厳しい結果となっている。
- ロングランも下位に沈んでしまっており、大きな波乱が起きない限りポイント争いは難しいだろう。
最高速度はメルセデス優位。
- 最高速度(スピードトラップ)は以下。
- メルセデス(特にラッセル)、レッドブルが上位にきている。
- ラッセルはスタートでポジションを守れればレースを優位に進められる。
決勝の天気は微妙。降水確率71%?
- 週末を通して天気が変わりやすいハンガロリンク
- 日曜日の降水確率は47%と非常に微妙。
- ドライでもウェットでも面白いレースとなりそう。
昨年のハンガリーGPは大波乱。
- 雨のスタートでボッタスがレッドブルに追突。
- ハミルトンが逃げ切りかと思われたが、路面を読み間違え最後尾に。
- 混乱に乗じてトップに立ったオコンが逃げ切り。
- ベッテルは2位だったものの燃料搭載量が不足し失格。
- アロンソがハミルトンを鬼ブロックし、オコンの優勝をアシスト。
- ハミルトンは結果2位まで戻した。
- FP2ロングラン分析は以下。
- 比較的FP2通りのロングランとなった。
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