【第6戦スペインGP】フェラーリの牙城を崩せるか?

F12021シーズン

今年も早くも第6戦。

スペインに戻ってくると、いよいよ本戦、ヨーロッパラウンドの開幕という感じがしますね!

冬のテストはここで行われたのですが、その時と比べ序列がどう変化しているでしょうか。

チームの本拠地が近いということもあり、どのチームもアップデートが多数入れてきています。

レッドブルは4kg軽量化、フェラーリはサイドポッドの改良、メルセデスはバウンジングの解消・・・など

目まぐるしくアップデートが入れられています。

さて、予選ではルクレールがPPを獲得しましたね!

フェルスタッペンにコンマ3もの大差を付け、優勝に大きく近づきました。

いかにフェラーリの空力パッケージが他チームよりも優れているかわかりました。
 #母国のサインツもルクレールから離されており、決勝でも同様の展開が予想されます。

それでは、決勝のロングランをみていきたいと思います。

フェラーリが1-2で最速。

・ルクレールがトップで唯一の24秒台。

・サインツも僅差で続き、決勝のロングランでは僅差になる可能性が高い。

・サインツはここ数戦波に乗れていなかっただけに、母国で好結果を期待したい。

・トップスピードについても改善されてきており、レッドブルと数km/hの差になっている。
 #抜けないカタロニアサーキットでポジションを維持してレースの主導権を握りたい。

レッドブルは僅差で2番手だがタイヤのデグラデーションは有利?

・フェルスタッペンがフェラーリに続いており、コンマ2秒圏内。

・特にタイヤのデグラデーションではフェラーリより有利に見え、スティント後半のタイムに注目したい。
 #基本は2ストップになると考えられる。

・ペレスはフェルスタッペンにおいて行かれている感はあるが、持ち前のタイヤマネジメントで追随したい。

メルセデス復調の兆し。タイヤの持ちも良さそう

・今回のアップデートでバウンジングが少なくなったメルセデス。

・これまでに比べトップ2チームに近づいてきている。

・特にラッセルのペースが良く、ハミルトンをコンマ3離している。
 #更にタイヤのデグラデーションもハミルトンを上回っている。

・いきなり表彰台争いに加わることは考えにくいが、あわよくば表彰台にカムバックしそう。
 #予選でもラッセルがペレスを上回る好タイムをたたき出している。

・トップ2チームに近づいたため、上位2チームのピット戦略に影響しそう
 #例えば、ピットインしようとするとピットアウト圏内にメルセデスが居座っていてアンダーカットできない可能性。

アルピーヌとアルファタウリが僅差

・アルファタウリとアルピーヌが上位にいるものの、タイヤのデグラデーション勝負になると考えられる。

・特にアルピーヌはデグラデーションが大きいように見え、固いコンパウンドをできる限り選ぶことが想定される。

・角田はロングランが遅く、ポイント圏外の可能性がある。
 更にはタイヤのデグラデーションが大きくピット戦略も厳しい可能性がある。

マクラーレンはアップデートの効果が見られるか?

・マクラーレンは大幅にアップデートを導入し、ブレーキが改良されている。

・ノリスがロングランを行えていないものの、トップ10前後の予選結果であったことからポイント争いに絡めるスピードがある。

・あくまでも個人的なイメージだが、マクラーレンは空力というよりもブレーキングやトラクションの部分で稼いでいるイメージがあるため、今回のアップデートで空力サーキットのバルセロナでどこまでの戦いができるか注目している。

Aston Martin Redbull Racingの真価は?

・今回、アストンマーチンは思い切って、サイドポッドをレッドブル型にしてきたが、あまりにも似すぎていて完コピした可能性が高い。
 #チームはインスピレーションを得た(と言っているが・・・)

・フェラーリやメルセデスなど他チームもある中で、あえてレッドブルのサイドポッドをコピーしたということはシミュレーション上はレッドブルが最適解だったと判断したのだろう。

・ベッテルがロングランでは中段に付けており、これまでの下位争いから抜けられるか注目したい。

アルファロメオとハースのロングランは下位に沈むも望みあり。

・開幕当初はポイント争い上位に絡んでいたアルファロメオとハースだがFP2のロングラン上は、他チームのアップデートもあってかポイント争いが苦しい可能性がある。

・しかしながら、予選の結果はボッタスが7位、ハースが8-10位と上位に食い込んできている。

・また、マグヌッセンが比較的タイヤのデグラデーションが小さい傾向にあるため、タイヤ勝負になるとポイント争いに食い込んでくる可能性がある。

決勝の天気は33度の猛暑

・決勝はドライ予報

・最高気温は33度となっており灼熱のレースとなる可能性が高い。

・タイヤマネジメントがキーになる可能性が高い。

昨年のFP2ロングランと決勝結果

・昨年は比較的FP2のロングランが決勝結果に反映されていた。

・1ストップのフェルスタッペンが2ストップのハミルトンにぶち抜かれたレースでした。

※motorsport.comから拝借

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