予選が終了し、ポールはハミルトン、2位がボッタスでメルセデスがフロントローを独占しました。
レッドブルのフェルスタッペンは最終アタックでメルセデスに蓋をされる形となりました。
正直、ピットアウト手前のハミルトンの異常なスロー走行は見ていてイライラしましたし、明らかにレッドブルに対して牽制する形でした。
レッドブルの出すタイミングが悪いじゃん、という意見もありますが、個人的にはハミルトンの動きが?ですね。
#2007年にアロンソにピットで蓋をされて、アタックできなかったハミルトン。
それを他のドライバーにやるか?と思いました。
#当時はアロンソに5グリッド降格処分が出ましたが、今回は出ませんでしたね。。
#FIAの一貫性のなさが浮き出ているようです。
そんな予選でしたが、重要なのは決勝です。
フェルスタッペンとハミルトンのバトルが激化する中、はどのような展開が待ち受けているのか・・・
結論としては、メルセデス有利かと思います。
#FP2のタイムがばらけていて、アストンマーティンやアルピーヌが上位に来てしまっていて直接の比較はできません前提ですが、個人的な勘です。
FIA Timing InformationのタイムからFP2のロングランを分析は以下です。
トップはメルセデスのボッタス
・メルセデスのボッタスが安定したタイムを刻みトップタイムを記録。
・ハミルトンのタイムも僅差なので、レース全体を考えるとハミルトンが上位に来ることは間違いない。
・メルセデスはQ2を2台ともミディアムで突破し、ミディアム-ハードの1ストップ作戦で進めると考えられる。
・これはポジション重視の戦略で、ちなみに、トップスピードはハミルトンがフェルスタッペンより2km/h速いだけのセッティングになっている。
レッドブルは実質2番手。2ストップ戦略を活かせるか?
・レッドブルはFP2のロングランは実質2番手
#ロングランタイムシート上は4番手だが実質2番手と考える。
・ロングランではメルセデスに届かない想定(クリスチャン・ホーナー代表のコメントも考慮)
・2ストップ戦略を活かせるかが鍵。タイヤのデグラデーションが大きければチャンスはあるかも?
・前回ノーポイントに終わっているので、無理をせず3位を確実に取っていくことが重要。
中段争いはマクラーレンとフェラーリがバトルを繰り広げるか?
・これまでマクラーレンが有利にシーズンを進めていたが、ここ数戦フェラーリがスピードを回復している。
・マクラーレンとフェラーリのコンストラクター順位は以下の通り
3.マクラーレン 163pt
4.フェラーリ 148pt(▲15pt)
→この差はトップのレッドブルとメルセデスの3pt差に次ぐ激戦。
・5位6位は以下で、こちらも激戦
5.アルファタウリ 49pt
6.アストンマーティン 48pt(▲1pt)
7.アルピーヌ40pt(▲9pt)
→今は1-2位、3-4位、5-7位が僅差でとてもチーム争いが激しいです。
角田は不調から抜け出せない
・日本期待の角田はFP2で2周目にクラッシュし走り込みができず、予選でもグリップなく16番手に沈む。
・予選Q1でのガスリーとのタイム差は約1.3秒あり、かなり差を付けられた。
・F2で走った経験のあるサーキットでスピンを喫し、Q1敗退となるなど、サーキットの経験が要因ではないのではないか。
#来季の残留を示唆するコメントが飛び交っていますが、本当か?と個人的に思います。
決勝で巻き返してポイントを獲得してほしいです。
決勝の天気予報
猛暑によるドライが予想されるなか、ここにきて、早朝に雨が降ったとのこと。
路面はリセットされ、1ストップが厳しくなるかも?
#ただ、メルセデスがフランスのように路面を読み間違えることはないかな
ちなみに17時ごろに雷雨の予想。
最後に、ピットストップの新ルールがここから導入されます。
あまりニュースになってませんが、どのような影響がでるか注目です。
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