昨日の予選は雨でまさかのマクラーレンのノリスがPP!
イタリアGPからの好調を維持しているようです!!
2番手はサインツ、3番手には何とラッセル!
この3台は予選の後半にインター→ドライになると読み切り、最終アタックでラインを見つけ、タイムアップに成功しました。
濡れているセクターもあるなか、マシンをコントロールしてラップをまとめるF1ドライバーは凄すぎです。
また、それまでは、メルセデスが最有力だっただけに驚きです。
メルセデスはハミルトンが4位、ボッタスが7位と奮いませんでしたが、ハミルトンにとってこの前の3台を抜くのはたやすく、100勝目は間違いありません。
今シーズン4勝と苦しんでおり、イギリスGPから優勝は遠ざかっていましたが、今回のGPでやってくれるでしょう。
一方のフェルスタッペンはPU交換で最後尾スタートとなります。
先ほど、ボッタスがPUを交換し、17番手スタートと発表されました。
この戦略の意図としていかが考えられます。
・フェルスタッペンの蓋をして自由なレースをさせない
→フェルスタッペンの前に留まり、ゆっくりとしたペースを刻み表彰台まで上がってくることを阻止する。
・残りのシーズンのPUのプールのため
→ボッタスにとって予選では失敗をしてしまったわけですから、PUのプールを行い万全で最終戦まで臨む。
ちょっとやりすぎのような気がしますが・・
・優勝させないため(笑)
→ボッタスはロシアGPを得意としており、7番手スタートからでも優勝する可能性は十分にあります。
もしハミルトンの前にでるシーンがレース中にあるとすれば、チームオーダーを発令するでしょう。ただし、あからさまな戦術となると、世間の批判の目がいくため、スタートから最後尾にさせようという戦略だと思います。
また、ロシアを得意とするボッタスがハミルトンのストレスになると思うので、ハミルトンに思う存分戦ってもらい、100勝の達成を楽にさせる狙いもあるのでしょう。
それでは、決勝直前の各チームのロングラン分析を行いたいと思います。
メルセデスがずば抜けたロングラン!
・ロングランはメルセデスが抜けていて、他チームよりコンマ5以上速いです。
・特にボッタスのペースがよく、ハミルトンを上回っています。
・メルセデスの良いところはボッタスもハミルトンも同じようなタイムを刻み2台揃って安定していること。
・ボッタスがフェルスタッペンの前に留まり続けることでハミルトンの優勝は大きく近づくでしょう。
どうしたレッドブル!?ペレスは4番手
・ここ数戦苦戦しているペレスは予選でも上手くいかず、9番手。
#ボッタスの降格によりグリッドは8番手。
・フェラーリ、アストンマーティンよりペースが悪く、決勝は相当苦戦することが考えられます。
・ペレス得意のタイヤマネージメントで少しでも前の順位を目指せるか?
#フェラーリを交わすのは難しそう。
・フェルスタッペンのロングランはメルセデスと同等を示しているものの、FP2の時点でPU交換を決断していたことから参考にはならない。
・ボッタスの降格により自由なレースができないが、まずは自分たちのレースに集中することが大切。
フェラーリ、アストンマーティンの順。マクラーレンはロングランなし
・ロングランの2番手はフェラーリで、サインツが好調。
・ルクレールも同様のタイムを刻んているため、ロシアでは表彰台が狙える。
・マクラーレンはロングランをFP2で行わず、2台ともロングランが不明。
ポールからいったいどんなレースを見せるのか?
・雨の予選でスピードトラップが正しいのかどうか不明。
最下部にスピードトラップを掲載。ハミルトンがずば抜けている。
5番手以降は僅差。
・アルピーヌ、アルファロメオ、ウィリアムズ、アルファタウリがコンマ1秒以内でひしめきあっています。
・アルファタウリがはガスリーがQ3進出は余裕だったとコメントしていることから、FP2では抑え気味に走ったのかも。
・3番手スタートのラッセルはずるずる後退するレースとなると思うが、メルセデスパワーでトラックポジション有利でポイント圏内に留まってほしい。
・今回は予選が雨だったため、レースのスタートタイヤは自由に選べる。
・角田はガスリーから遅れることコンマ7秒のレースペースのため、苦しい戦いを強いられる。
ガスリーと戦略を分けてもいいかも。
決勝はドライの見通し
・昨日まで出ていた雨予報は相変わらず変わっていませんが、笑、ドライバーたちのInstagramを見る限りでは現地では雨は降っていない模様。
・F2もドライだった。
・ドライレースでガチバトルが見れるはず。
(参考)スピードトラップ
ハミルトンがずば抜けて速いが、雨の予選だったため各車の真価は不明。
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